スロベニアのブレッド湖畔でニートは想ふ 【リュブリャーナからの行き方も】

ブレッド湖遠景
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毎度です。湖に沈んだ妖精、コバヤシモンドです。

スロベニアは中欧の小さな国。日本ではそれほど観光地としての知名度はないかもしれませんが、行ってみるとまあいろんな驚きが凝縮されています。

今回は美しい湖の景勝地、ブレッド湖に行ってみたレポートです。

スロベニアの他の見どころはこちら

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ブレッド湖への行き方 首都リュブリャーナから

スロベニアの首都リュブリャーナから北西に55kmくらい。

ユリアンアルプスの最高峰トリグラウ山(標高2864m)を中心としたトリグラウ国立公園の一部となっています。

リュブリャーナからは鉄道を使っていく場合は乗り継ぎが必要になるため、鉄道にこだわりがなければバスを使うのが便利です。

リュブリャーナのバスターミナルは鉄道駅の目の前なのでわかりやすい。所要時間は1時間20分くらいです。

湖畔のリゾート、ブレッド湖に到着

高級リゾート地の雰囲気

ブレッドの高級住宅地

ブレッド湖周辺につきました。バスを降りて数分歩けば湖にたどり着くのですが、そのへんの建物が明らかにセレブです。

リゾート地というだけあって高級別荘なのかもしれません。

べレッド湖周辺の高級住宅
立派ハウスですな

どう考えても実家住まいの独身ニート男には場違いな雰囲気となっている模様。

※一応普通の家もいっぱいあります。ジェラシーからこんな豪邸ばっかり撮ってしまいました。

しかし、少し歩くとそんな妬み・そねみも吹き飛ぶような光景が。

ブレッド湖の入り口

湖の美しさに癒される

ブレッド湖でボートをこぐ人
現実感のない風景

コバヤシの中に湧き上がる邪悪な心も洗い流してしまうような光景がそこにはありました。

「世界ふしぎ発見」「旅サラダ」の海外特番でしか観たことのない景色。

あまりの美しさに見とれてしまい、自分が独りでリゾート地に来ている非リア充の独身ニート野郎だということを忘れてしまいそうです。

湖を泳ぐ水鳥
水面を泳ぐ水鳥たち
エメラルドグリーンの湖面
※実際の風景です。

エメラルドグリーンの湖面です。底が緑色に塗られたプールじゃないですよ。

湖のほとり

まず「湖のほとり」というファンタジーな場所に自分が立つことになるとは思いませんでした。「ほとり」ですよ「ほとり」。

白鳥の湖

道を歩く白鳥
ウォーキング・ザ・白鳥

まず、こんな人たちが普通にいます。

白鳥はくちょうです。白鳥しらとりじゃないよ。鳥といえばドバトという日本の街とは全然違いますね。

羽を休める白鳥
羽を休める白鳥

彼らは飛ぶより泳ぐ方がやっぱり楽なのでしょうか。

近づく白鳥
あらかわいい。

ちなみに彼らは全然人を怖がりません。のこのこと近づいてきます。

もう、キャワイイ〜!と叫んでしまいそうですね。

追いかけっこをする白鳥二羽
ガチで追いかける白鳥と逃げる白鳥とカヌーのたくましい男性

一方でこんな光景も。

トムとジェリー並みのスピードで追いかける白鳥Aと逃げる白鳥B。

モンド君
モンド君

何があったのか

高校時代、ダブリのヤンキー先輩に追いかけられて猛ダッシュで校舎内を逃げた思い出がよみがえるコバヤシでした。

いろんな角度からのブレッド湖

見る場所によって表情を変えるブレッド湖。まわりを一周しながらみてみます。

湖の遊歩道
遊歩道を歩く

湖の周りは遊歩道となっています。

聖マリア教会
湖に浮かぶ聖マリア教会

湖の真ん中には小島があり、1000年以上の歴史を持つ聖マリア教会があります。

モンド君
モンド君

建物自体は17世紀に改築されたもの。

ボート
聖マリア教会へ行くためのボート

人が集まれば小島への渡し船に乗れます。渡し賃はこの当時たしか12ユーロ。結構高い。

ちなみにこの日は全然人がいなかったので小島行きは断念しました。。

遠くから見たブレッド城
山と空のコントラスト

湖の端から見たブレッド城。遠くの山と空の美しさよ。

ボードウォーク
渚のボード・ウォーク
湖のほとりのベンチ
世界名作劇場のようなシチュエーション

湖とベンチとツイスト状の木。ここに本を読んでいる美少女が加われば確実に恋が始まったでしょうね。

夜のブレッド湖

夕暮れのブレッド城
夕暮れに浮かぶブレッド城

夜は夜で、また幻想的な雰囲気。ぼんやりとライトアップされたブレッド城が浮かび上がります。

余談ですが、日本より緯度が高いヨーロッパでは、夕暮れの微妙な薄暗さが長く続きます。この気象の違いがヨーロッパ独特の照明テクニックを生み出したのかもしれませんね。

噴水

丘の上のブレッド城

丘の上のブレッド城
絶対行きたくなるとこ

断崖の上にそびえるブレッド城は外せないポイントの一つです。

というかブレッド湖に来てこのお城に行かずに帰れた人をむしろ募集したい。

城門
ブレッド城入り口の門

ふもとから門を通って細い山道を登ります。

モンド君
モンド君

お城の門って割にはしょぼい…

と思うかもしれませんが、こういう山城は防御重視の作りなので敵が侵入しにくい小さな作りになっているのです。

お客さんを迎える金持ちの豪邸の門とはそもそものコンセプトが違うのです。

門の中から見た視点
門の中から見た視点

「敵か?」

「いえ、使者のようです。」

「よし、射つな。通せ。」

ごっこ

※コバヤシは独りです

ブレッド城内
城内の階段

ブレッド城内に入りました。けっこう入り組んだ構造。ドラクエ感があります。

城内の広場
城内の広場
城内の広場2
城内の広場2

城内にはカフェやお土産屋、博物館があります。

ブレッド城内のカフェテラス

城内のカフェテラス

ブレッド城内のカフェテラスからの眺め
カフェテラスからの眺め

カフェからの圧倒的な眺め。中世の支配者の気分を満喫することができます。

ブレッド城から見た聖マリア教会
聖マリア教会を臨む

こんな所に住んでいたら「人がゴミのようだ」領民を見下す高圧的な領主になってしまうのも納得ですね。

ブレッド湖と反対側の景色
スーパーのどかスペシャル

湖とは反対の方向を臨む。こちらも素晴らしい眺望です。

こんな所に住んでいたら以下略

城壁の通路
城壁の通路

ヨーロッパのお城には宮殿・政庁としての要素が強いゴージャスタイプと、要塞としての意味合いが強い地味タイプがありますが、このブレッド城は地味タイプに当たります。

コバヤシはどっちかというとこの地味タイプの方が好きだったりします。見栄を張っていないリアルな生活感と実用的な建築の工夫が見て取れるので。

悲報

ちなみに城内で日本人のご年配の夫婦(観光客)と出会いました。

久しぶりの日本人!とテンションが上がって勢いよく話しかけたコバヤシ、現地ガイドらしき人に詐欺師と思われて遠ざけられる。

モンド君
モンド君

かなC

ブレッド城を訪れたら長い年月を経てきたお城の雰囲気をぜひ味わってみてください。

ブレッド湖のアクティビティ

ブレッド湖の水面

ブレッド湖にはリゾート地らしく、色々なアクティビティがあります。

サイクリングや乗馬、馬車に乗って湖を一周することもできます。

近隣にはゴルフ場もあり、冬になればアルペンスキーやクロスカントリーと行ったウィンタースポーツも楽しめます。

どれも独身インドアニート野郎にはハードルが高すぎます(泣)コバヤシにはブレッド湖の楽しさの限界を引き出す力が足りなかったのでした。

モンド君
モンド君

家族や友人と行く人はぜひいろんな遊びにチャレンジしてみてね

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まとめ:癒し度ではNO.1ですが、非リア充は持て余す可能性大

湖面をみる老夫婦

まるで絵画の世界のような美しさのブレッド湖。非日常的でロマンチックなその景観はまるでおとぎの国に迷い込んだような気分にさせてくれるでしょう。

ただ、コバヤシのように陰キャの独身ニートが独りで訪れた場合には、湖を一周した後は何をすればいいのかわからなくなる危険があります。

それでものんびりするのが好きという人は全然ありですね。お茶を飲みながら湖をボーッと眺めるだけでも癒されます。

リュブリャーナからは日帰りもできる距離ですが、コバヤシは一泊して夜の静寂と早朝の朝霧の中の澄んだ空気を満喫しました。

コバヤシが泊まったホテル「Krim」

団体さんが泊まれるような、大きい食堂がある割と普通のホテルでした。日本の「〇〇観光ホテル」みたいな雰囲気。

特別感はそんなにないですが、落ち着くしロケーションも良いです。ツアーとかでよく使われるんじゃないかな〜と思います。

予約には「Booking.com」を使いました。サイトも使いやすいですし安く泊まれたのでオススメです。

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