こんにちは。昭和の感動男子、コバヤシモンドです。
ここ1、2年のユニクロはリアルに使える傑作をたびたび輩出していますね。
EZYアンクルパンツやUNIQLO・Uのラインナップなど、ファッションアイテムとして秀逸なモノもちらほら。
とはいえ、ビジネスシーンではやはりユニクロでは心もとない…と思っていたところに期待のルーキーが登場。
今回はユニクロが全力推しの「感動パンツ」を試してみました。
話題性いっぱいのアイテムですが、ちまたの評判は賛否入り混じって判断に困ります。気になっているけどなかなか手が出ない…という人のご参考になればと思います。
感動パンツのネーミングとイメージ
ビジネスマンにとって必須アイテムの1つ「スラックス」。常に身に付けるものですし当然かっこよくありたい。正直スラックスがダサいと人物のイメージも悪くなってしまうような気になります。
しかし、品質も形もいいスラックスはやはりそれなりの金額を覚悟せねばなりません。この葛藤に悩むビジネスマンは多いでしょう。
そんなスラックス界に鳴り物入りで登場したUNIQLOの「感動パンツ」。
まずコバヤシが思ったのは
ネーミングがそもそもダサくね?
いかにもおっさんが楽に履けるみたいなのを売りにしているような、快適重視、ファッション性ゼロのイメージ。
そもそも「感動パンツ」って。「うまい棒」並みの自信あふれるネーミングです。うまい棒に匹敵する実力がないと失笑のマトになりますよ。
そんなわけでイメージ先行型のコバヤシは当初無視していたのですが、自慢のオーダーメイドスラックス自慢のオーダーメイドスラックスが2年間の活躍の末、破綻。
すぐにカッコいいスラックスを…でも…カネはない
というわけで急遽モノは試しとうまい棒…じゃない、感動パンツを購入しました。
購入モデルについて
ウルトラライトは真夏向け、ソフトタッチはオールシーズンといった感じ[/caption]
2020年追記:現在は「ソフトタッチ」の名前は見られず、「ウルトラライト」のみの展開となっています。
「ヒートテックストレッチスリムフィットパンツ」がその後継としての役割になるんではないかな?と思います
感動パンツの種類
2019年3月現在、感動パンツは大きく分けて
- ソフトタッチ(スリムフィット)
- ウルトラライト(スリムフィット)
の2種類にカテゴリーされています。どちらも「スリムフィット」とわざわざ書かれているのは、後々違うフィット感のシルエットが予定されているのかもしれませんね。
コバヤシはこのうち
- ソフトタッチ・ウールライク
- ウルトラライト・ウールライク
を購入しました。
ソフトタッチ
ソフトタッチはその名の通りしっとり柔らかなポリエステル素材。年間を通して使える生地感です。
ソフトタッチの中でも生地の質感でさらに2種類に分けられ、「ウールライク」「コットンライク」があります。ウールライクはスーツのスラックス風、コットンライクはチノパン風の見た目です。
ウルトラライト
ウルトラライトは非常に薄手で夏に重宝しそうな素材です。ソフトタッチと比べて若干シャリシャリした手触りです。
ウールライクの他には「コットンライク」「シアサッカー」といったバリエーションがあります。
コバヤシはシアサッカーが気になっていたりします。フォーマルではないですが、なんとなく気分も軽やかになりそうです。
ちなみにコバヤシはソフトタッチ、ウルトラライト共にウールライクを選んだわけですが、コットンライクに関しては正直履かないかな、という印象です。
どうもテカテカした生地が…苦手。
生地感
ソフトタッチ・ウールライク
ソフトタッチ・ウールライクの生地は、その名の通りウールのような質感に見えます。実際はポリエステルですが、ぱっと見ではウールとの違いはよくわかりません。
カチッとした見た目とは対照的によく伸びます。よくできた素材ですね。
しっかりと高級感のある生地ですが、真夏には少々暑苦しいかもしれません。
ウルトラライト・ウールライク
ソフトタッチほどのウール感はないですが、これもなかなか頑張っています。薄手ではき心地も悪くないです。
ただ、ソフトタッチよりもシワが目立ちそうな感じですね。
こちらはサラッと軽やかで夏には最適ですね。
ソフトタッチ、ウルトラライト共通して
太陽光に当ててある角度から見ると合成繊維特有のキラキラ感が出るのでわかる人にはわかるかもしれませんが、そこまで人のスラックスに注視する人もいないでしょう。
ウエスト周りの裏地はサラサラ素材です。滑り止めなどはついていないので、丈の短いシャツを着ると裾が出やすいかもしれません。
サイズ選び
カジュアルよりはビジネス向けのアイテムと言えるので、やはりぴったりジャストサイズで履いた方がカッコいいです。
ただ注意したいのが、ユニクロのアイテムはサイズ表記と実際のサイズが違うものがあるということです。
例えば、サイズ表記が76のものを買うと、実際のウエストサイズは79cmとなっています。
試着できれば問題ないですが、オンラインショップを利用する人は注意しましょう。
オンラインストアでは商品画面の「サイズ表を見る」を押すとサイズ一覧の表が確認できます。
コバヤシは実寸76cmのパンツが常用なので、73サイズを選んでぴったりでした。
デザイン・着用写真
問題は、履いた時のデザインですね。感動パンツに関しては動きやすさや快適さばかりが話題になって、デザインに関してはあまり語られていない気がします。
公式サイトの8頭身ハーフモデルの着用写真なんて全然参考にならん
だってあの子たち何着てもかっこいいんだもん…何度それで泣きをみたことか。
正面からのショット
前置きはこれくらいにして、履いてみた写真です。
ソフトタッチ・ウールライク
これは…思っていたよりもはるかにいいです!
コバヤシ的にはネーミングのダサさからあまりデザインには期待していなかったのですが、適度に細いシルエット。
そしてコシがあってストンと下に落ちる素材のため、縦ラインが強調され実際のサイズ表記よりもスマートに見えます。
股上も浅めで、紳士服メーカーよりはファッションブランドのサイズ感に近いです。
ウルトラライト・ウールライク
ソフトタッチに比べて生地にハリがない分、ちょっとシワが目立つ感じですね。
ただ、実際に履いて動くと写真で見えるほどくしゃくしゃではないです。高級感はウールライクに一歩劣りますが、夏場の快適性はかなり良さそうです。
サイド・バックからのショット
ソフトタッチ・ウールライク
ウルトラライト・ウールライク
どちらも悪くない。
もちろんフルオーダーのスラックス並みとは言いませんが、3,990円のクオリティーじゃないですね、マジで。
既成品スラックスを買うだけならもはや大手紳士服店に行く理由がないのでは…と思ってしまいます。
スーツにしても、「ZOZO」のオーダー2Bスーツなんかもありますしね。こちらのパンツも超優秀でした。
この感動パンツの唯一の心配は、カラーバリエーションが少ないために人とかぶる率が高いことですね(笑)頑張ってもうちょっと増やしてください!
感動パンツ使用感
ジャージのような運動性
動きやすさに関しては、公式でもうたっている通りの感動レベルです。
スラックスは見た目を重視するとタイトなサイズ選びになりますが、動きやすさとのトレードオフになるのが普通です。
しかしこの感動パンツはジャストサイズで履いても余裕でサッカーとかできます。本当にジャージですね。
肌触りは可もなく不可もなく
ソフトタッチとは言いますが、履いた時の肌触りはポリエステル特有のシャリシャリ感はあります。
綿100%や細番手のウールのようなスベスベ感はありません。
ただ不快かというとそれほどでもなく。
要するに可もなく不可もなく、という感じです。
ラフに使っても問題なし
感動パンツに使われている素材は伸縮性があって履きやすいだけでなく、シワの付きにくさも特徴です。
極端な話、ソフトタッチに関してはきれいにたたまずにクシャクシャにして置いてあっても十分にそのまま履いて出かけられます。
水洗いも可能です。
メンテナンスに手間がかからないのも普段使いには最適ですね。
まとめ:感動パンツは快適な上にそこそこカッコいい
さて、感動パンツについて論じられる時は「本当に感動した」とか「全然感動できなかった」みたいな評価の仕方がよくみられます。
それにならってコバヤシの感動度を表すならば
…は言い過ぎですが、思った以上によかったのは事実です。
ともかく、これからのビジネスシーンでは大活躍間違いなしの感動パンツ。
という人は迷わず手を出せばいいと思います。コバヤシ自身、これからはこの感動パンツ数本で平時は乗り切っていく所存であります。
というわけで感動パンツはコバヤシのユニクロ名作選に入ることになりました。
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おまけ:感動パンツと一緒に欲しいビジネスアイテム
感動パンツが活躍する夏のビジネスシーンで使いたいアンダーシャツ
パッと見エアリズムそっくりですが、素材にコットンが55%入っているので汗をかいてもべたつきが非常に少ないです(エアリズムは88〜89%ポリエステル)。着丈も短めでスッキリします。
ずっとコバヤシはエアリズムを使っていたのですが、乗り換えちゃいました。
ユニクロさんごめんね
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