ども。コバヤシモンドです。
身体のサイズを自動計測できるということで話題をかっさらったZOZOSUITS。
夢のオーダースーツが家にいながら作れるということで飛びつくように注文したわけですが…
3ヶ月以上待って、ようやく手元に届きました。
ただ、待っている間にネットの評判を見ることもあったのですが
酷評の嵐
いやいや…先走って注文しちゃったかな?と不安になりました。
そんな人、多いんじゃないでしょうか?
しかしコバヤシの手元に届いたものは、ちゃんとスーツでした
正直なところをきっちりレビューしましたので注文して不安な人も、これから注文しようか迷っている人もどうか参考にしてくださいな!
ちゃんと使える、サイズぴったりの2Bスーツ
正直、ZOZOの2Bスーツを手に入れた先人たちのレビューをみてめちゃくちゃ不安でした。で、そんな記事の写真を見ると
確かに酷い
で、ドキドキしながら着てみたんですが…
なかなかちゃんとしたスーツですよ?
しかし家から出ずにこのレベルのスーツが手に入るのは驚きです。値段も含めて。普段使いにはぴったりです。
それでは細かいところを見てみましょう。
3ヶ月待ち、ついにオーダースーツ到着
コバヤシがオーダーしたのが8月の始めで、届いたのが11月27日。
約3ヶ月半の納期がかかりました。
大きめの箱で配送されます。宅配BOXには入らないと思うので、直接受け取る必要があります。
なんとなくApple製品を思わせるミニマルな梱包ですね。
袋はボタンを留めることで二つ折りの状態で固定できます。ささやかな配慮が嬉しい。
当然といえば当然ですが、開けた時には折りジワなどは全く付いていませんでした。
ZOZO 2Bスーツ外観
ベーシックな2ボタンスーツ
ちなみに2Bとは「2ボタン」のことで、ジャケットの前をボタンが2つ付いているスタイルのスーツです。
フォーマル、ビジネス、カジュアルとどんなシーンでも使える万能タイプです。
3ボタンだとキッチリ、ビジネス寄り、1ボタンだとドレッシー、またはカジュアルな印象になりますね。
生地はきめ細かなウール100%
ZOZOの2Bスーツ素材はどれもウール100%です。
スーパー110’sという細めの羊毛を使い、織りもけっこう細かい。なかなか高級感があります。
コバヤシは「ヘリンボーン ライトグレー」の生地で注文しました
ZOZOの2Bスーツは2018年11月現在39,900円ですが、同じ生地でフルオーダースーツを作るとどんなに安くても7万円くらいするんじゃないでしょうか。
裏地はキュプラ
裏地はスベスベのキュプラ素材です。
安物はポリエステルだったりしますが、やはり光沢と肌触りは全然違いますね。袖の通りがとってもスムーズになります。
ちなみにコバヤシはしませんでしたが、注文時にこの辺りにネームの刺繍を入れることもできます。
(口コミをみて不安になりつつ)着用レビュー
採寸データと調整
参考までにZOZOスーツで計測した結果から提案されたコバヤシのサイズと調整した項目を載せておきます。
ちなみにコバヤシは身長168cm、体重57kgです。
胸囲 | 92cm(最適から-1cm) |
---|---|
肩幅 | 43cm(最適) |
袖丈(右) | 58cm(最適) |
袖丈(左) | 58cm(最適) |
着丈 | 68cm(最適) |
胴回り | 81cm(最適から-1cm) |
ウエスト | 75cm(最適) |
ヒップ | 96cm(最適) |
総丈 | 95cm(最適) |
裾口 | 35.5cm(最適) |
基本的にはZOZOが提案してきたおまかせサイズです。
胸囲と胴回りを-1cmしているのは、単に細身が好みだからです。
なお、ZOZOスーツは測るたびに誤差が出ることも珍しくありません。
注文を決定する前にウエストやパンツの総丈など重要かつ測りやすい部分は自分で体を測ったり、手持ちの服のサイズを確認したりした方がいいでしょう。
体の測り方はこちらのUNINEXさんのサイトが参考になります。
シャツとネクタイもZOZO
スーツを着るにはシャツとネクタイも必須です。
これらもZOZOオリジナルでそろえてみました。
あとは靴があれば全身ZOZOマンの完成ですね。
サイズはぴったり
恐る恐る着てみました。
ネット上の反応とは違いサイズはバッチリ。
窮屈だったりブカブカだったりすることもなく、普通にぴったりのスーツでした!
散々ビビらされていたのですが、むしろいい感じなのではないでしょうか。
正直、先に着たドレスシャツが微妙だったのでジャケットを羽織るまでは心配だったのですが。
動きにも制限はありません。屈伸も出来ます。
ドレスシャツは腕を動かすと突っ張る感じがしましたが、この2Bスーツは快適。
全体的に満足の出来です!
個人的には前のボタン位置がもう少し低いのが好みなので、その辺も調整ができれば最高ですね。
サイドアジャスターと注意点
このZOZOのオーダーのポイントの一つが、パンツのウエストをサイドアジャスター仕様にできるということです。
体に合わせてぴったりで作るため、ベルトをしなくてもアジャスターを締めればウエストがずり落ちることはない、というもの。
これは思った以上の精度で、本当にベルトいらずのぴったりさです。
もっといえば、アジャスター自体がただの飾りといえます。
正直締める効果はありませんが、パンツ自体がジャストフィッツなので問題ありません。
「ベルトが必要ない」というのが裏を返せば「ベルトを装着できない」仕様だったということです。
ウエスト周りにベルトを通すループが付いていないので、ベルト自体がつけられません。
したがってベルトの色をアクセントにしたりといったコーデを楽しむことはできなくなりますので、ここは注意が必要です。
フルオーダースーツと比較
さて、ここでZOZOの2Bスーツのオーダースーツとしての実力をみてみましょう。
コバヤシも何度か製作していただいている石川県金沢市のオーダースーツ専門店「マルヨネ」さんのスーツと比較してみましょう。
オーダースーツ専門店との差
マルヨネさんはモッズスーツなどカルチャー色の強いスーツにも造詣が深い、ミュージシャンも御用達のオーダースーツ専門店です。
こちらで製作したミッシェルガンエレファント風の3Bスーツと比べてみましょう。
こうして見ると、袖やウエスト周りなど、全体のシルエットはマルヨネさんのフルオーダースーツの方が美しく見えます。
あとは後ろ姿のパンツのシワ感。フルオーダーの方に比べてZOZOの方は若干シワが目立ちます。
これは体へフィットさせる縫製の精度の差ですね
ジャケットの後ろの裾も、フルオーダーは自然にお尻のシェイプに沿っていますが、ZOZOの方は少し外に跳ねているようになっています。
動きやすさもZOZOの2Bスーツに不満があるわけではありませんが、やはりフルオーダーの方がより体の動きにピッタリついてくる感じです。
クオリティーはフルオーダーに軍配
こうして見ると、ZOZOのオーダースーツは腕のいい職人のフルオーダーにはまだかなわない、といったところでしょうか。
それでも、値段を考えれば大健闘。
実際、マルヨネさんのフルオーダースーツは倍の価格でしたからね。
というわけでZOZOのスーツはガチの一張羅には勝てなくても、普段使いのスーツとしては十分カッコよく、コストパフォーマンスは高い!と言えるでしょう。
スポンサーリンク
ZOZOのオーダースーツは十分使える!
というわけで、ちまたではボロクソに言われている(失礼!)ZOZOのオーダースーツですが、コバヤシとしては普通にオススメしていいんじゃないかな、と思ってます。
ただ、やっぱりZOZOスーツ(全身タイツの方ね)での計測結果がズレていると全てがアウトになってしまいます。
なので注文を考えている人はまず計測結果が間違っていないか、自分である程度採寸して確かめるのがいいと思います!
自分で測らないといけないって、ZOZOスーツとしては本末転倒ですが…
ZOZOアイテムをまとめた記事もよかったらみてね
上下スーツは必要なくてパンツだけあればいいって人はユニクロの感動パンツもおすすめ
コメント
どこがや!しわしわやんけ!笑
すみません…(´・_・`)