「マルチな才能」の持ち主は別にいろんな才能があるわけじゃない説

モナリザの絵 真面目な話
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おはようございます。能力開発センター長のコバヤシモンドです。

世の中は不公平なもので、「なんでもできる」っていう人っていますよね。

タレントで成功して、飲食店の経営もしていて、自身の描いた絵が数百万円とか…そんなのは大げさでも、仕事場や学校でもけっこうなんでもこなす、という人はいると思います。

かのレオナルド・ダ・ヴィンチも「モナ・リザ」が有名ですが、都市計画や要塞の建築設計、飛行機や後世でいう戦車みたいなものも考案したりして「万能人」呼ばれました。

かくいうコバヤシも自慢ですが、いろいろとできる人とみられています。きっと。

仕事場では通常業務のほか、備品の修理やPCの設定と不具合の解決、ゴキブリの退治や事務所に侵入したコウモリの捕獲、ゴミ捨てに灰皿そうじに買い出しなど、各種重要案件を回されることが多いです。

「まあ♡ありがとうございます!コバヤシさんってなんでも才能あるんですね☆ステキ♡」と言われたりもします。※一部表現に誇張がある場合がございます

しかし、ここでコバヤシが主張したいのは、いろんな才能を持っている人などいないということです。

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才能の「数」ではなく「種類」

コバヤシが自覚している唯一の能力は、「調べる」能力です。これは少なくとも我が小さな仕事場の中ではコバヤシがトップだと思います。

PCの不具合を直せるのも、PCに詳しいわけではありません。その場で直し方を調べることができるからです。

備品の棚のトビラが壊れても、修理のやり方を調べてその場で実践しているだけです。手先の器用さも多少はあるでしょうが、今の時代、調べる能力さえあればプロに任せないとできない作業などないと思っています。

ゴキブリに逃げられずに倒す方法などもネットですぐ見つかります。堀江貴文さんいわく「検索力」ですね。

特化タイプの才能と応用タイプの才能

多くのことができる人は、多様な才能を持っていると言われがちですが、コバヤシが思うにそれは正しくありません。より近い表現は「いろんなことに応用できる、ある種の才能を持っている」だと思います。

例えば「観察力」だったり「分析力」だったり「行動力」みたいなとこですかね。

ダ・ヴィンチなんかは「観察力」だと思います。人の美しいところを見抜いて絵にしたり、鳥の飛ぶ様子をみて飛行機の仕組みを考えたり、大砲の軌道を見て防御力の高い要塞を設計したり。

それとは違って「絵画」のみに特化した人もいますね。そういう人は純粋に「絵の才能」が抜群に優れているのでしょう。圧倒的に個性的な絵を描くタイプの人です。ゴッホとかね。

コバヤシは才能は2種類あると思っています。一つは特化タイプ。これはやっぱり生まれ持った部分が大きいでしょう。もちろん環境による伸びしろはあるでしょうが、凡人にはゴッホやピカソの絵には先人の手本がない限りたどり着けないでしょう。

もう一つが多才の正体とされる応用タイプです。これも、もちろん生まれ持った部分はあると思います。しかし、伸びしろがあるのはこっちではないでしょうか。

才能が才能を鍛える

前述の堀江貴文さんは「多動力」という本を書いています。とにかくいろんなことをやってみる力ということですね。堀江さんは大胆な発想力や抜群の先見性を発揮していますが、この人のおおもとは「多動力」でしょう。

「発想力」や「先見性」も応用タイプの才能と言えますが、「多動力」によって得られた経験や反省によってさらにその才能が磨かれたのだと思います。才能が才能を鍛えるといったところでしょうか。

ここが重要です。才能も鍛えることができるということです。それも、応用がきくものほど鍛えられる。

前述の「多動力」は才能とは言いましたが、性格や心構えといったほうがしっくりくるような気もします。いろいろなことをすることで応用タイプの才能が鍛えられ、さらにいろいろなことができるようになる、という相乗効果ですね。

コバヤシも自慢ですが、興味を持ったことはとりあえずやってみて、わからないことがあったら調べて…を繰り返すうちに調べる能力が身についたのだと思っています。

なので、人によって伸びやすい才能とそうでない才能はあるかと思いますが、とにかく興味を持ったことに手を出しまくれば、いずれ開花してくる応用タイプの才能はあるのではないでしょうか

ダ・ヴィンチは確かにすごいですが、よくよく見れば人知を超えたという発想のものはありません。非常に合理的・科学的であくまで人間の知の最高峰という感じですね。

ゴッホとかピカソとかニーチェなんかは人知を超えちゃってます。合理性とかでなく、ぶっ飛んでます。すごいんですが、真似できるものじゃないです。憧れるのはやめましょう。

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まとめ

ひとことで「才能」と片付けがちな人間の能力ですが、多様な才能と思われる能力ほど後付けが可能なものだとコバヤシは考えます。「なんでもできる人」は思ったほど遠い存在ではありません。

誰でも日頃の心がけ次第で「応用タイプの才能」を開花して万能マンになれる可能性はあると思います。それこそが人間の力だと信じるコバヤシでした。

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