木材の切れ端で鳥のオブジェをつくってみたよ

DIYテクニック
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こんにちは。トリ職人のコバヤシモンドです。

今回は使い道の無さそうな木片をなにか活用できないかとオブジェを作ってみました。

コバヤシの木工についてはこちらをどうぞ

形じたいは別に鳥の形にしたわけではなく、切れ端がたまたまこんな形になったものです。

目の穴を開けただけでなんかそれっぽくなりましたが、さすがにこのままではなにがなんだかわかりません。

そこで、この方の出番です。

前回もお世話になったターナーアイアンペイントです!

もう材料もブログ写真も流用流用でいきましょう。

前回と同じように、スポンジでポンポンと塗っていきます。

あらかわいい。

土台と真鍮の棒でつないでいます。

まあ、なぜ鉄にしたのかというとなんの意図もないんですが。なにも考えていなかったのが逆に自然な味わいになったのでしょう。きっと。

そして、こういうよくわからないモノは置く場所によって全く見え方が違ってきます。

作者のコバヤシが露天や手作りマーケットで売りに出しても正直、なんの感動も与えないでしょう。

しかし、知る人ぞ知るオシャレショップなどにさりげなく置くことでアーティスティックに見えるものです。

どうでしょう?なんかそれっぽく見えませんか?見えませんか。

まあ、この例は置いといてですね。作ったものは自分で売るより、誰かに売ってもらった方が説得力が出るんですよね。

もしくは、自分で作ったということを伏せることです。

なんでそうなるかはよくわからないんですが、これは確かだと思います。ゴルゴ13も最初は自分で自分の仕事の説明をしていたんですが、なんかマヌケで胡散臭かったんですよね。

さいとう・たかをも途中で気づいたのでしょう、ゴルゴは後に一切語らず、第三者が「そうか、ゴルゴはこう考えて…」と解説するようになりました。その方がゴルゴのスゴさが引き立ちます。

そんなわけで、モノを売ったり説明するのも、他の人がおこなった方がうまくいきます。

そしてもうひとつ、わけのわからんものほどいいモノに見せることが簡単です。

例えば、落書きされた便器がその辺に落ちていたら、それはただのゴミです。

しかし、同じ便器が21世紀美術館とかに展示してあったらどうでしょう。なんかすごい芸術作品に見えるでしょう。

それが美大生の描いた誰が見てもそこそこ上手い絵なんかだと、どちらに置いてもそこまでの違いは感じません。ぱっと見よくわからないからこそ、周りの空間に影響を受けて価値が判断されるのです。

なにか作品を作っている人は、その辺りを意識すると自分のブランディングに役立つのではないかと思います。

ではまた何か作ったらご披露させていただきます。

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