コバヤシモンドです。
DIYに慣れてきたら、ホームセンターに売っている木材だけでは物足りなくなってくるものです。
コバヤシもようやく作るのに慣れてきたので(※8年目)ちょっといい雰囲気の家具を作ってみたいとか思ったり。
しかし、いい材料は高い…高いんだよ
そんなあなたに朗報!
数百円で高級木材の質感が手に入るアイテムがあるのです。突板シートです!
本物の木材を紙のように薄くスライスしたもので、他の材料に貼り付けることでまるで一枚板のような仕上がりにできるアイテムだよ。
今までは突板仕上げなんて工場でやるもので、素人ができるものじゃないっていうイメージがあったのですが…
この突板シートがあれば自分でも大量生産の工業製品みたいなのが作れるかも!ってことで試してみました。
ビッグウィル「樹のシート」
一般的な「突板」が手に入らないわけじゃないです。
しかし専用の接着剤が必要だったり業務用サイズでしか販売されなかったりと、なかなか一般ユーザーにとってはハードルの高いものでした。
ところがビッグウィルの樹のシートはA4〜A3サイズ、裏面がシールになっていて気軽に使えます。もちろんカッターナイフで切れます。
コバヤシはA3の存在に気づかずA4を2枚買いました…
しかも樹種に関わらず価格設定は同じなので、そりゃあ高級な方を買うよね。
というわけで今回は「チーク」の突板を購入しました。
樹のシートを貼っていく
ペラっとめくれば裏が粘着シートなので、すぐに貼ることができます。
ちなみに剥離後の厚みは0.27mmということで、粘着剤の層を加味しても突板の国内標準(0.2mm)に劣るものではないと思います。
すぐに全部めくって貼りたくなりますが、失敗しないために下準備をしましょう。
位置がずれないように貼りたいベニヤの角に合わせてマスキングテープで仮止めします。まだ裏紙は剥がしていません。
はみ出た部分は後でカッターで切れるので、やや余裕を持って合わせた方が安心かもしれません。
一気に全部剥がすのではなく、少しずつ貼りながら進めていきます。
初めに真ん中を押さえ貼り合わせたら、左右に空気を抜くように広げていきます。大体5cmずつ剥がしては貼り合わせ、を繰り返していくイメージです。
貼った場所は丁寧に擦り付けて密着させます。版画をバレンで擦るようなイメージですね。
っていうかバレンとか言ったの小6以来だな…
貼ってみると、気泡もなくきちんと貼ることができました。横幅の足りない部分はもう一枚を継ぎ足し、重なってしまった部分はカッターで切り取ってOKです。
だいたいこういう作業は一度は失敗するコバヤシですが、この樹のシートは一度も失敗せずに綺麗に仕上がりました。
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DIYで天然木の突板、完成!
どうでしょう。ただのベニヤ板が立派なチークの天板へと生まれ変わりました!
もちろんシート自体は天然木なので木材用の塗装ができます。この天板はオイル塗装としました。
縁の板にも樹のシートをぐるりと貼っています。木目にそった方向なら90°に曲げても割れてしまうことはありませんでした。
綺麗に45°の留め継ぎをしているように見えますが、コバヤシにそのような技術はございません。これはシートを斜めに切っただけです。
んで、なんやかんやで脚を作ってサイドテーブルにしました。
数百円で買えるシートでこんなに立派な子になりました。感謝!
DIYで高級感を出したい人にはこの樹のシート、おすすめです!
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