コバヤシモンドです。
冬の暖房器具としてストーブを検討している方は多いかと思います。
エアコンってどうも体の芯が暖まらないというか、底冷えするというか。イマイチ快適じゃないんですよね…
でも、ストーブの問題として一般的に見た目がダサいことが挙げられます。しかもエアコンと違って床置きなので存在感がハンパないです。
ポカポカしたいけどダサいのはイヤ?ですよねー。
というわけで、そんな欲しがり屋さんには、【トヨトミレインボーストーブ】がおすすめです。
この記事ではレインボーストーブのレトロ感あるルックスと、快適さがワンランクアップする使い方をご紹介していきます。
トヨトミレインボーストーブの魅力を語ろう
トヨトミは愛知県にある暖房器具の専門メーカー。60年以上も石油暖房機を作り続けているプロ集団ですね。
コバヤシは以前使用していた石油ファンヒーター(他社)が故障してしまったのを機にレインボーストーブを購入しましたが、5年ほど使っても不具合のひとつもありません。
中古品販売業者の人に聞いても、家電系の中では石油ストーブの故障率はかなり低いとのこと。
そんな老舗メーカーが作り続ける定番モデルにして、近年やたら注目されているのが「レインボーストーブ」です。
レトロでオシャレなルックス
まずデザインがいい!
一般家庭用のストーブというのはたいてい箱型で、機能性は優れていてもそのルックスがどうしても…と感じてしまいます。
対してこのレインボーストーブは業務用感のあるだるま型ストーブを家庭用サイズに縮小、丸みを帯びたフォルムにリデザインしています。
このレトロ感とコンパクトさが部屋に置く時の抵抗感をすっかり打ち消してくれます。
むしろインテリアとして置きたい的な?
ランタンのように傘がついたデザインもあります。
こちらはキャンプをする人に圧倒的な人気があります。
楽しいキャンプがさらによくなりそうですね!
石油ストーブならではの柔らかな暖かさ
石油ストーブの最大の魅力は、体の芯から温まるような温もりを与えてくれることです。
これはイメージで言っているのではなく、科学的な理由があります。
エアコンと違い、ストーブは遠赤外線を放出します。遠赤外線は電磁波の一種で、電磁波と聞くとなんかヤバそうな気がするかもですが、要するに人間の目に見えない光の一種です。
遠赤外線は物体を振動させて温度を上げます。太陽光でポカポカするのと同じですね。
エアコンは温めた空気を出すだけなので体の中までは暖かくなりません。ストーブの出す遠赤外線こそが体を芯から温める秘訣なのです。
7色の美しい光
レインボーストーブの名の由来は、炎がガラス円筒を通して7色の光を発する特徴からきています。
白熱電球40W相当の光があるので、間接照明がわりにも使えます。
何より「火」を見ると落ち着くのは人間の本能なのでしょうか…
アラジンのブルーフレームと比較してみる
レトロデザインのストーブの代表格として、英国ブランド「アラジン」のブルーフレームと比較する方も多いでしょう。
実際、コバヤシもどちらにしようかと検討しました。
で、ざっくりと比較するとこんな感じ
比較項目 | トヨトミ | アラジン |
---|---|---|
デザイン | ||
使いやすさ | ||
価格 | まあまあ | 高いわ! |
まずデザインですが、アラジンに勝てるストーブはありませんね。スチームバンクを彷彿とさせるこだわりまくった外観。どんな世界観の部屋にもバッチリです。
しかし使い勝手はというと…
という、面倒くさがりでうっかり野郎のコバヤシにとっては致命的な欠点が。
さらに圧倒的価格。はい降参。
いろんな意味で日本ブランドと海外ブランドの違いがよくわかる比較となりました。
アラジンのストーブも製造は日本で行っているらしいので、使いやすく改良できるんじゃないかと思いますが…オリジナルへのこだわりが優先ということでしょうか
レインボーストーブは暖かくない?〜寒い場合の対処法〜
さてさて、レインボーストーブの評判をみていると「暖かくない」「寒い」との声がちらほら見受けられます。
対流式ストーブの欠点として、暖かさが横方向に伝わりにくいということが挙げられます。
ストーブには「対流式」と「反射式」があります。
反射式は熱源の後ろに銀色の囲いがあって、遠赤外線を反射して前方を温める工夫がしてあるものです。
対して対流式は、反射板がなく熱を自然の空気の流れ(=対流)に任せているタイプになります。
さらにストーブ全般に言えることですが熱せられた空気は上に向かうので、この温度の偏りを解決してあげれば十分な暖かさを確保することができるのです。
サーキュレーター併用が最適解!
もっとも効果的な方法は、サーキュレーターを使うことです。
サーキュレーターは見た目は扇風機に似ていますが、用途は全く別のもの。扇風機は風を人に当てるものですが、サーキュレーターは空気をかき混ぜるためのアイテムです。
サーキュレーターを斜め上に向け、ストーブの真上に風を通してやることによって暖かい空気を部屋中に循環させるのです。
ホントに効果あるの?
と思うかもですが、使ってみるとマジで全然違うことがわかります。ストーブだけで寒いと感じる人はぜひお試しあれ。
参考:>>暖房効率を最大にするサーキュレーターのおすすめの使い方を解説するよ
ちなみにコバヤシが使っているサーキュレーターは、レトロデザインが最高なボルネード社のクラシックモデルです。
これはカッコいい代わりに少し高いですが、安いものでも十分効果はありますよ。
反射板で赤外線を集める
空気を循環させる以外には、銀色の反射板を使って遠赤外線の向きをコントロールする、というアイディアがありました。
レインボーストーブの熱反射狙って反射板使い始めたけど、十分な光量がスーッと効いてこれは…いい…。ランタン要らない pic.twitter.com/0lWluY9Ysp
— オカメいん公@キンクラは楽器 (@kai_fuu) January 6, 2019
なるほど、暖かさだけではなくて見た目にも効果がありそうですね!
折り畳み式の反射板なら必要ない時には片付けられるので、サーキュレーターを置く場所がない人には重宝するかもです。
給油にはオイルジョッキを使おう
多くのストーブは給油タンクを外して持ち運びできるようになっていますが、レインボーストーブはタンクが本体と一体型です。
給油のたびに本体ごと運ばないといけないの?
これを使えば大丈夫!
オイルジョッキという灯油を運ぶ用のボトルです。
これに必要な量の灯油を入れてストーブまで運べば良いわけです。
面倒くさくない?
と思うかもですが、感覚的には灯油タンクを外して運ぶのと変わりません。むしろこっちの方が給油時に手が汚れにくいです。
買うときに注意したいのが、フタがついていないものは安いですが、ホコリが入ったりこぼれやすかったりするのでフタ付きのものを選びましょう。
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まとめ:ストーブもオシャレにすると気分上がるよ
普段インテリアにこだわっていても、生活必需品にはどうしてもデザイン的に妥協せざるをえない場合があります。
が、トヨトミレインボーストーブはデザインと快適性を両立してくれる素敵アイテム。
暖かさのみを追求するなら他の選択肢もありますが、空間にこだわりを持っている方におすすめできる暖房器具はそうそう多くありません。
オシャレに部屋を温めたい人はぜひとも信頼のレインボーストーブをおすすめいたします。
5年使っているコバヤシからのお知らせでした。
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