ども。コバヤシモンドです。
近頃はずっとデスクの前に座っているので、よその人が見たらデスクに取り憑く座敷わらし、さしずめデスクわらしだと思われるんじゃないかなーとか思っている次第です。
で、デスク周りの環境改善に意識が行くのは当然のことですね。
決して作業から逃避したいという心理が働いているわけではありません。
そこで今回は新たに導入した「山田照明」のデスクライト【Z-80PROⅡ】について駄文を書き散らしました。
ライトなんて形が違うだけでどれも一緒じゃないの?
と思うなかれ。1000円台の激安デスクライトとは一線を画すクオリティ。
デスクライトをご検討中の方はご参考くださいませ!
山田照明Zライト 2つの「Z-80」
Z-80というモデルは山田照明のZライトシリーズの中でもランクが上の方みたいですね。
渋ちんのコバヤシがよく頑張ったもんだぜ…
まあ、買うのに2年くらい悩んだんですけどね。
で、このZ-80ですが見た目がまったく同じで気付きにくいのですが2つのタイプがあります。
「調色機能付き」のZ-80N
末尾が「80NB」もしくは「80NW」となっているのが「調色機能」付きのタイプ。
Bは本体色がブラック、Wは本体色がホワイトということですね。
「調色」というのは光の色を調整できるという機能。そのまんまの説明ですが…
色温度と呼ばれる数値を表であらわすと
色温度 | 1900K | 2500K | 4100K | 5000K |
光の色 | 橙色 | オレンジ | 黄色 | 白 |
イメージ | ろうそくの火 | 夕焼け | 満月 | 昼間の太陽 |
となります。
で、こちらのZ-80Nは
2700K(夕焼けと白熱電球の中間くらい)
から
4200K(白色)
までをカバーします。
普通にデスクライトとして使う分には白色の光が使いやすいですが、間接照明としても使いたい場合は調色機能があるといいですね。
「高演色LED」のZ-80PROⅡ
コバヤシが購入したのがこちらの「高演色LED」タイプ。
照明には「演色係数」なる概念があり、この数値が高いほど色がキレイに見えます。
例えば倉庫の蛍光灯の下では物がなんとなく地味で色あせて見えますよね。
それに対して青空の下で食べるBBQは色鮮やかで美味しそうに見えます。
これが演色の差。
この演色評価数ごとの光も表にしてみます。
演色評価数 | 10〜40Ra | 60〜80Ra | 80〜90Ra | 90Ra〜 | 100Ra |
イメージ | トンネル | 工場 | 住宅・店舗 | 色検査・美術館 | 太陽光 |
ちなみに一般のLED電球は80Raです。(上記のZ-80Nも80Ra)
そしてこのZ-80PROⅡはというと、
97Ra
という高数値。ちなみに色温度も昼間の太陽と同じ5000Kとなっています。
つまり、このZ-80PROⅡは限りなく自然光に近い光を発してくれるということです。
ざっくり2つのモデルの違いを比較すると
モデル | 色温度 | 演色評価数 |
---|---|---|
Z-80N | 2700〜4200K(調整可能) | 80Ra |
Z-80PROⅡ | 5000K(固定) | 97Ra |
となります。
コバヤシとしては調色機能も捨てがたかったのですが、長時間作業する場合を考えると自然光に近い方がストレスが小さいかな〜と思って【Z-80PROⅡ】の方を選びました。
特徴と使い心地
Z-80の2つのモデルはコバヤシが調べた限り、ボディーは同じスペックのようです。
なので、光の項目以外はどちらのモデルでも参考になるかと思います。
安定感抜群の上締めクランプ
デスクライトは「クランプ」と呼ばれる、デスク天板を挟み込んで固定するタイプが主流です。
一般的なものは本体を支えながら下のネジを回して締める、というのが多いですが
この上締めクランプはめっちゃいいです。
まず本体とは別になっているので支える必要がありません。
そして手回しで上の丸い部分を回して簡単に締めることができます。
仕上げは付属のレンチを使って増し締め。
締め終わってから穴にライト本体を差し込んで完了。
そこらの激安ライトは片手で本体を支えつつ、もう一方の手で下からネジを締めるので腕がプルプルになりがちですが、この上締めクランプはそんな心配は要りません。
しかも、安定感が抜群です。
そこらの激安ライトは使ううちだんだんクランプの締めが緩んできたりするものですが、この上締めクランプはまったく微動だにしません。
定期的にゆるみをチェックして締め直すという手間がないだけでもストレスフリー感が半端ないですね。
ちなみにクランプを取り付けられるのは
となっています。
もしデスク天板がこの条件に足りないなら、別売で置くタイプのスタンドもあるのでこちらを使えばOKです。
ちと高いが。。
デザイン良好
デスク周りは気が散らないようにシンプルかつミニマルにしておきたいので、Z-80のデザインはイメージにぴったりでした。
シンプルなんですが、アーム部分はカクカクでなく曲面で仕上げられていたりと高級感が嬉しい。
ハイスペックはライトは妙に近未来的デザインだったりするのが多いので、このシンプルさの中に微妙なこだわりが詰まった外見はバランスが絶妙ではないでしょうか。
高演色で自然な光
これは写真では伝わらないのですが、光がめちゃくちゃ自然でキレイです。
リアルに窓から入ってくる朝日の色と遜色ありません。
高演色、とうたっているのは伊達じゃないですね!
本を読むにも疲れないですし(というか疲れるほど読まないけど)、写真がキレイに見えます。
イラストとか書く人にはすごく重要なポイントではないでしょうか。
可動がスムーズ
Z-80はアームの至る所に関節があるので照らす部分の調整がしやすいです。
片手だけでクニャクニャ、ヌルヌル動かせます。
もっといい擬音ないんか?
そしてヘッドの部分はデザインと同時に持ち手にもなっているので一石二鳥。
コバヤシの好きな言葉は「一石二鳥」と「棚からぼたもち」です。
気になるポイント
コバヤシ的に満足度最高レベルのZ-80PROⅡですが、そうは言っても人の子です。
いや人の子ではないやろ
中にはちょっと気になる部分も。
いやコバヤシはそんなに気になることではないのですが、amazonレビューでは気になるという声がちらほらあったのでその辺も詳しく解説しておきます。
ノイズが出る?
Z-80には調光機能がついています。※調色とは別です
電源ボタン長押しで光の強さを調整できるのですが、「光度を落とすと『ジーーー』というノイズが出る」とのレビューがちらほら。
「ほんまかいな」とか思いつつ使ってみると
確かに
音がします。
明るさMAX時はまったく音はしませんが、MAXより少しでも下げると聞こえます。
音楽とかBGMとか他の音があれば聞こえないレベルですが、静かな部屋だとたしかに気になるかも。
まあ、明るさMAX以外で使わなければいい話で、コバヤシは暗くする必要がないのでそんなに問題ないです。
ちなみに電流のノイズを抑制する「フェライトコア」なるものをコードに装着すれば防げる、という意見も見ましたがコバヤシが試した限り効果ナシでしたw
明るすぎる?
ノイズを聞きたくないために明るさMAXにしておくと明るすぎる、という意見も。
コバヤシは明るくて困る状況というのはないので気になりませんが、光に敏感な人はそう感じるのかも。
まあ、これも2020年モデルでノイズが解消されているなら解決する問題ですね。
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Z-80PROⅡまとめ:最新モデルなら文句なしにおすすめです!
というわけでノイズがわずかに減点だったのですが、2020年モデルからはノイズも解消したということでほぼ満点を差し上げていいじゃないでしょうか!
今のライトにまったく不満を持っていない人であれば別かもしれませんが、
こんな不満を持っている人は、検討の価値アリです。
買おうかどうか迷ってこの記事にたどり着いた人は、安心してください。いいライトですよ!
山田照明のZ-80PROⅡをもってコバヤシのデスク環境は完成を見たのでした。
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