そもそもシャーペンって好きじゃないんですよね。
ペンはシャープペンより強し。文豪コバヤシモンドです。
いくらデジタル化の進んだ昨今でも筆記具を使うシーンは大いにあるわけでして、書き直しを想定する場合はやっぱり鉛筆かシャープペンを使うことになりますね。
消せるボールペンというのはここでは存在しない体で
しかし、コバヤシはシャープペンで文字を書くのが苦手です。
理由はこんな感じです。同じように感じる人はいるでしょうか?
しかしこのたび、ついに「字がヘタクソ」以外の問題点を解決するシャープペンに出会いました。
折れないシャープペンとしては三菱の「クルトガ」やゼブラの「デルガード」に比べると若干マイナーな感じもしますが、コバヤシ的にはこちらがイチオシでした。
コバヤシと同じシャープペン難民の人たちにこの声が届きますように。
モーグルエアーの特徴
Amazonレビューでの評価
コバヤシが感動したモーグルエアー。さぞかし全国民が絶賛しているだろうとアマゾンレビューをのぞいてみました。
が
【アマゾンの星数】
あ、あれ?そんなもん?
と若干戸惑ったのですが、レビュー内容を見ると人によって評価が大きく分かれるタイプの製品であるとわかります。
つまり合う人にとっては最高アイテムで、そうでない人には全然ハマらないシャープペンと言えそうです。
という訳でモーグルエアーは自分に合うのかどうか、購入する前にしっかりと特徴を学んでおく必要があるということですね。
独自の「アクティブサスペンション」
モーグルエアーの最大の特徴が、パイロット独自の「アクティブサスペンション」という機構です。
本体に内蔵したサスペンション(ばね)によって、筆圧がかかると芯が本体にモグるようになっています。
これが「モーグル」の名の由来ですね。
芯がモーグることによって、筆圧が本体に吸収されます。こうして芯に余計な負荷がかかって折れるのを防ぐわけです。
芯の周りの外装を強化するだけでなく、芯じたいをモーグらせるとは新たな発想ですね。
そしてこの芯がモーグる機構が、モーグルエアーを従来のシャープペンとは異質の書き心地にしています。
詳しくは後で書きますが、この書き味の独特さが「合う」「合わない」を明確に分けるポイントとなっているのでしょう。
実際に文字を書いてみた
筆や万年筆のような書き心地
通常のシャープペンとの違いは、先端の「弾力性」です。
筆圧で芯がモーグることで書き味に弾力性が生まれ、従来のシャープペンでは不可能だった「止め・はね・払い」といった感覚を実現しています。
これは何気に革命じゃないかな
極端に言えば毛筆や万年筆に近い書き心地に感じます。シャープペンやボールペンのような硬さが苦手なコバヤシはこの書き味に感動すら覚えました。
反対に、筆圧が強めの人がサラサラっとスピーディーに書くには向いていないと思います。書いている途中で芯がモーグって違和感を感じることになります。
[box04 title=”コバヤシが思う向き不向き”]
向いている人:筆や万年筆で書くのが好きな人。ゆっくり字を書く人
向いていない人:従来のシャープペンやボールペンで書くのが好きな人。硬めの書き味が好みな人。
折れないレベルは最高峰
「折れないシャープペン」としての知名度は明らかに「デルガード」や「クルトガ」の方が上です。
各定番モデルのアマゾンレビュー数を比べてみると
頑張れモーグルエアー!!
知名度ではわずかな差でライバルに及ばないモーグルエアーですが、折れない度ではコバヤシ史上ナンバーワンです。
「芯が折れないシャープペン」を手に取った人の99%の人は同じだと思いますが、
ほんとに折れないんだろうな?あ?
と心の中で呟きながら、ちょっと折れそうな感じで試し書きをしますよね。
それでもモーグルエアーは折れませんでした。知名度は低くとも実力は確かと言えるでしょう。
デルガードとクルトガは折ろうと思って書いたら折れました。
折れたのはコバヤシのクズな性格が作用したためであって、普通に書いてる時は各モデルとも一度も折れたことはありません。
コバヤシは各メーカーの名誉を毀損するつもりは一切ございませんので訴訟的なこととか言わないでくださいごめんなさい
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シャープペンが苦手な人にはハマる率高し
冒頭でも書いたようにコバヤシはシャープペンが苦手です。
で、ネット上の識者の評価やアマゾンレビューではモーグルエアーの独自性は評価しつつも総合ポイントではライバル製品に一歩譲っている印象です。
逆にそのクッション性が筆記時のグラつきに感じられてしまい正直なところ書きづらさを感じます。…普通のシャープペンを主で利用されている方には違和感を感じるシャープペンだと感じます。
書いている最中にペン先が引っ込んで書きづらいです
引用元:amazonレビュー
コバヤシのようなシャーペン苦手マンが高評価を与えているのに対し、シャープペンとしての一般評価は必ずしも高くない。
これはつまり、シャープペンで書くのに慣れている人にとってはおすすめでないシャープペンであり、裏を返せばシャープペンらしいシャープペンが苦手な人にとってはシャープペンっぽくない書き味で使えるシャープペン難民のための唯一のシャープペンということではないでしょうかシャープペン。
若干パニックな文章になりましたが、通常のシャープペンがどうにも使いにくいと感じる人にはぜひ試して欲しい「PILOT モーグルエアー」のご紹介でした。
しかしシャープペンを紹介する話をキーボードで書くという不条理
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