【技術不要】初心者でも超まっすぐに木材を切れる!ソーガイドを使ってみよう

カットされた木材 工具レビュー
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ども。兼業DIYヤーのコバヤシモンドです。

DIYの多くの場面で必要になる作業が、木材のカットです。

しかし、実際ノコギリを使ってフリーハンドで木をキレイに切るのは至難の技です。

フリーハンドで切った木の断面
切り口が傷だらけになります

DIY暦6年のコバヤシでもこの程度です。断面はガタガタ。

ましてや初心者には不可能と言っていいでしょう。

「ちょっとくらい失敗しても気にしないでおきましょう」

などとDIYガイドブックには書いてありますが、凸凹な切り口は後の作業(組み立て・塗装etc)の障害にしかなりません。キレイにまっすぐ切れるほうが絶対にいいです。

で、あるアイテムを使うと

ソーガイドを使って切った断面
ツルツルの断面。同じ奴が切りました

なんということでしょう。圧倒的キレイな切り口が手に入りました

これはコバヤシがDIYのベテランだとか天才だとかイケメンとかいうわけではなく、初心者でも誰でもできることなのです。

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選ぶのはソーガイド一択!

使うのはゼットソーというメーカーの「ソーガイド」です。

ノコギリとソーガイド
ガイドとノコギリがセットになっています

DIY関係の本やサイトにはいろいろと木材を切るための補助道具が紹介されています。

「マイターボックス」と呼ばれるガイドや

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磁石でノコギリをくっつけてまっすぐに動かす道具など

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でも断言しますが、買うのはソーガイドだけでいいです。

ソーガイドが優れているところは

  • 本当に誰でも超正確に切れる
  • 切るスピードが早くなる
  • 疲労が少ない
  • いろんな大きさの材料に応用できる

など、全ての点において他を圧倒しています。

ソーガイドの使い方・基本編

ソーガイドの基本的な使い方としては、

  • 木材にソーガイドをそえる
  • ノコギリの刃を通して位置を微調整
  • ソーガイドと木材を固定してノコギリを動かす

というもの。文章にするとややこしく感じるかもですが、準備から切りはじめまで1分もかかりません。

木材にソーガイドをセット
レール部分をを木材にぴったりとくっつけます

固定はクランプを使うのがベターですが、片手でグッと動かないように掴めるならそれでも構いません。

木材とソーガイドをクランプで固定
写真ではクランプを使って固定しています

あとは円盤の隙間にセットのノコギリを通して何も考えずギコギコするだけ。

ノコギリは専用の替刃式ノコギリ「ライフソー」を使用。本体とセット販売されています。

モンド君
モンド君

このノコギリ自体もかなり使いやすく優秀だよ

ソーガイドにノコギリを通す
ソーガイドにノコギリを通す

切断時の手応えですが、フリーハンドで切るのと比べると面白いようにスルスルと切れます。

専用ノコギリとガイドの溝の幅が寸分の狂いもないので、まず刃が横ブレしません。

すると力が逃げずにほぼ100%木材に集中します。最大効率で切れるのでスピードが違います。

またノコギリの横ぶれは手首に負担がかかり疲労のもとになりますが、それも解消。

キレイに切れて、早く、疲れない。まさに一石三鳥のアイテムですね。

ソーガイドの使い方・応用編

ソーガイドを組み換える
ネジを付け替えれば色々と応用可能

ソーガイドはシンプルな道具ですが、応用の効く奥が深い道具でもあります。

45度ナナメ切り

ソーガイドの土台部分を固定しているネジを組み換えれば、木材を正確に45度の角度で切ることができます。

45度切りにモードのソーガイド
斜めカットも余裕です

これをフリーハンドで切るのは初心者はおろかベテランでも難しい。それこそ名人級になってようやく可能なレベルです。

が、ソーガイドならサルでもひよこでも切ることができるのです。

角度自由の「ソーガイドF」もあるが…

ソーガイドの派生商品で角度を自由に変えられる「ソーガイドF」というのもありますが、自由だけに角度を正確に決めるのが難しいです。

初心者は45度と90度が正確にとれる通常版を使った方が良いでしょう。

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45度傾斜切り

さらにネジを組み換えれば縦方向の傾斜を45度にして切ることもできます。

傾斜切りモードのソーガイド
あまり使用する機会はないかも?

が、これは正直イマイチでした。

傾斜をつけた場合、DIYでよく使う2×4材の厚みでもノコギリの幅が足りなくなってソーガイドの効果が最後まで続きません(ちょっと説明しづらいのですが)。

というか木材の方を横向きにおいて普通に45度ナナメ切りをすれば同じことなので、わざわざ傾斜切りを使わなければいけないシーンはないかも…

モンド君
モンド君

もちろん応用次第で効果を発揮する場面もあると思われ

スライド切り

本体の下についている位置決めストッパーを外せば、幅の広い材料もカットすることができます。

真っ直ぐな棒を用意しソーガイドのお尻についている並行スライダーを密着させます。

ある程度切ったらソーガイドをスライドしながら進みます。

真っ直ぐな棒に合わせてスライドするソーガイド
理論上はどんな幅でも切り進めます

合わせる棒は正確にまっすぐでないと途中で刃の軌道が曲がって進めなくなるので、金属製の厚いカッター定規などを使うのがオススメ。

木材の棒は完全なまっすぐはあり得ないと思ったほうが良いです。

参考までにコバヤシが使っている物をご紹介。

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この方法なら理論上どんな距離でも正確に切ることができます。

大事なのはソーガイドと定規を並行に保つこと。手で押さえるだけでは心もとないのでハタガネなどで並行スライダーと定規を軽くでいいので固定しましょう。

ハタガネでソーガイドを固定
ある程度進んだら外し、スライドして再び固定

ハタガネはクランプよりも細かい作業に向いています。デザインも日本的ミニマリズムを体現しているような美しさです。

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付属ソフト「もでりん」が優秀

ソーガイドを購入すると「もでりん」という図面設計ソフトが無料で使うことができます。

めちゃくちゃ使いやすくてこのソフトだけでも買う価値があるという評判です。

このもでりん、Windousパソコンで使用することができます。

コバヤシはMac使いなので、非対応で使えず(泣)

説明を見ただけでもめっちゃ良さそうなんですが…

公式ページからは豊富な作例のレシピも公開されています。しかも図面のダウンロードも可能。

ノコギリとソーガイドだけでは難しい作品もありますが、DIYのレベルアップに最適な内容となっています。

ソーガイドの弱点

注意

これまでソーガイドの優秀さを書いてきましたが、苦手とするシーンもあります。

細かい材料には対応できない

ソーガイド自体がある程度の大きさになるので、20cm以下の短い材料や細い棒状の物を切るには不向きです。

もちろん工夫次第でできないことはないですが、基本的には2×4材以上の大きさの材料に向いているといえます。

寿命はある

頑丈な鋼鉄製なので買った当時は永遠に使えるんじゃないかと思っていましたが、コバヤシは5年くらいで寿命を迎えました。

ノコギリの刃を通す隙間が広がってしまって切断の精度が落ちました。

もっとも、硬いコンクリートの床になんども落としたり負荷のかかる使い方をしたりと管理が悪かったことは否めませんが…

鋼鉄製で非常に頑丈な作りではありますが、精密な工具でもあるのでコバヤシのようなバイオレンスな扱いは避けましょう。

大事なのは技術だ!という職人気質な人には向かない

ガイドを使うのは、フリーハンドではキレイに切ることができないからです。

めちゃくちゃ使いやすくてこのソフトだけでも買う価値があるという評判です。

ソーガイドを使っていたらその域に達することはできないでしょう。

でも、コバヤシは20年かけてノコギリ名人になるよりは5分で切れるソーガイドに頼ります。

むしろ、いかに腕を鍛えずに美しい作品を作れるかという工夫がDIYの醍醐味だとか思っておる次第です。

こうして木材の切り方を調べているあなたも、たぶんノコギリを極める時間的余裕はないと思います(笑)

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ちょっとお金はかかるけど…

DIYをする人の中には、「家具や日用品にお金をかけたくないから」という理由で始める人も多いでしょう。

それを考えると、ノコギリに3,000円以上も使いたくないわ!と思われるかもしれません。

しかし経験者ならわかりますが、時間をかけてDIYしたものが最終的に失敗した場合の絶望感は半端ないです(笑)

モンド君
モンド君

時間が…労力が…材料費が…そしてこの失敗作どうしよ

もちろん失敗を繰り返して成長することもありますが、それはそれとして。普通にうまくいった方が楽しいです。

それに、満足できるものが作れれば作品そのもの以上に生まれてくるものがあります。

それは文章などでは伝わりませんので、ぜひ作ってから味わってみてくださいな。

モンド君
モンド君

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